SDGsとか、かの国ではどこかへ飛びましたね。たかがストローでも、環境を考える入り口だと思うんですけど。プラスチック業界からの大型献金でもあったんでしょうか。政策を秤にかけた時、自分にプラスな方に傾くおじいちゃんですから。ストローに始まり、ペットボトル、ビニール袋などがいかに海で堆積、迷惑な存在か、諭してあげる人もいないし、『地球が持たん時が来ているのだ!』と言ったシャアの気持ちがわかります。隕石も飛んできたしねw
とは言うものの、2024年以降、一部の大手飲食チェーンやホテルでは、紙ストローの使用をやめ、他の代替素材への移行を進めています。特に、スターバックスやマクドナルドなどの企業が、新しいストローやストロー不要のフタを導入する動きを見せています。
紙ストローの導入は環境対策の一環でしたが、その実用性やコストの問題から再考されるケースも増えているのが現状です。
なら、自然の循環に沿うものなら?ということで、生分解性プラスチックのストローが作られているそうで、微生物によって自然に分解されるプラスチック素材を使用したストローのことです。従来のプラスチックストローと同様の使い心地を持ちながら、環境負荷を軽減できるため、紙ストローの代替品として注目されています。
いかんせん環境負荷の低減に貢献できるが、コストや分解条件の問題もあり、まだ普及の途上にあるそうです。しかし、技術が進化すれば、今後より使いやすいものが広まる可能性が高いです。要はコストです。本気の持続可能性を探る企業、分野には政府の支援を手厚くしてほしいものです。
たかがストローの話ですがいろいろな背景が凝縮されていると感じました。SDGsの観点から、環境対策や貧困削減などは短期的には莫大な資金やリソースが必要です。しかし、長期的に見ると、むしろコスト削減や経済成長につながる可能性もあります。以下の視点で考えてみます。
1. 初期投資は高いが、長期的にはコスト削減につながる
・再生可能エネルギーは導入コストが高いですが、長期的にはエネルギーコストが下がり、化石燃料依存から脱却できる。
・省エネ技術の導入も同様に、最初はコストがかかるものの、企業の電気代や資源コストを削減できる。
2. 企業の競争力アップ
・サステナブルなビジネスモデルは、世界的に評価されるようになっています。
→ 例えば、ESG投資(環境・社会・ガバナンスを重視する投資)が増えており、SDGsを意識した企業は資金調達がしやすくなる。
・消費者も「環境に優しい商品」を選ぶ傾向があり、企業のブランド価値向上につながる。
3. 社会問題の放置によるコストはもっと高い
・気候変動による災害(台風、洪水、熱波など)の復旧コストは年々増加。夏が長いですよね。
→ CO2削減に投資する方が、災害復旧費より安く済む可能性あり。
・貧困・格差の拡大は、治安悪化や経済成長の停滞につながる。
→ 教育・雇用支援に投資することで、犯罪や福祉コストを減らし、経済を活性化できる。
4. 政府・企業が工夫すればコストを抑えられる
・補助金や税制優遇を活用し、負担を軽減(例:日本の「グリーン成長戦略」)。
・官民連携による資金調達(企業と自治体の協力による再エネ事業など)。
・デジタル技術を活用し、効率的なSDGs推進(AIによる省エネ管理、スマート農業など)。
確かにSDGsの推進にはコストがかかりますが、長期的に見れば、むしろ経済的なメリットが大きいという考え方もできます。また、政府・企業・個人が工夫すれば、負担を抑えつつ取り組むことも可能です。意識をある程度揃えることを国境を超えてやれる機関、国連?