Q. 次のうち、１９世紀末から２０世紀初頭にかけて三国協商を形成した三国のひとつはどれ？
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解説：三国協商（さんごくきょうしょう、Triple Entente）とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリス・フランス・ロシア帝国の間で成立した協調関係を指す言葉です。これは、ドイツ・オーストリア・イタリアによる三国同盟に対抗する目的で形成され、第一次世界大戦の主要な交戦国（連合国または協商国）の二大陣営の一つとなりました。三国協商は、三国同盟のような厳密な軍事同盟ではなく、より緩やかな協力・協調関係（協商＝エンテンテ）でした。しかし、1912年には英仏間で軍事協定が結ばれるなど、次第に軍事的な結びつきも強まり、第一次世界大戦時には中央同盟国と戦う主要な勢力となりました。
ということで、答え：フランス
