オルカンさまさま

オルカンの純資産残高が5兆円を超えたそうです。ビギナー、素人、めんどくさがり、それにベテランの方、こぞって買ってるんでしょうね。私のその一人です。コロナ頃から積み立てをセゾンからこっちへ切り替えました。GAFAMがいつまでも調子良いとは限らないですし、アメリカ一人勝ち状態はいつまでか、長い運用を思えば、個別株じゃないからアセット会社が適度に入れ替えてくれるでしょう、というおんぶにだっこ戦略です。

ここであらためてオルカンの優位性を考えてみます。

.これ一本で全世界に分散投資ができること。先進国9割、新興国1割の地域比率で、約3,000銘柄に分散投資されているため、政界経済の成長の恩恵を受けられます。

.オルカンの信託報酬は年0.05775%(税込)で、全世界株式に投資できるファンドの中でも最安クラスです。

.全世界の株式に投資するため、日本円だけでなく、ドル、ユーロ、人民元など多通貨の影響を受けることになります。これにより、円安時の資産価値上昇の恩恵を受ける可能性があります。

.日本の個別株や日本株のETF(TOPIXや日経225)だけを持っている場合、日本経済に依存するリスクがあります。オルカンでは、日本株の比率は約5~6%程度のため、適度な分散投資が可能です。

.オルカンを積み立てるだけで、世界経済の成長に連動する長期投資が可能。個別株の選定やリバランスの手間がなく、初心者でも簡単に運用できます。

当たり前ですが、株式100%ファンドなので、暴落時には大きく下落する可能性があります。また、分散するがゆえに、米国株中心よりリターンが低くなることもあります。

長い間積み立ててきて、オルカンの平均購入単価と基準価額にずいぶん差があいたので、安心して見てられます。5%を超える相場クラッシュ時には、買い足したりします。トランプさんですから、その時はそう遠くないかも、と考えています。

個別株や投信を見ていて、グラフにいろいろな補助線を上書きしながら考えることもありまして、わかりやすいのがMACDのシグナルが追加するか、ちょっと待つかの判断材料にしています。ゴールデンクロスとか言うけど気持ちとしては底で買いたいもの。短期の売り買いでなければ、5%を超える下落がひとつのボーナスイベントととらえています。

お金は安心の土台ですよね。